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第78回 東京オートサロン 2019
2019.1.28

 今回は、1月11日(金)~13日(日)の3日間、例年どおり幕張メッセで開催された、カスタムカーと関連製品の展示会としては世界最大級の「東京オートサロン2019」を見てきたので紹介する。
 東京オートサロンは「カスタムカー文化の確立」を目指し、1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタート。1987年に名称を「東京オートサロン」と改め、今回は37回目であった。
 今回の出展社数は426社、出展車両台数906台、ブース総数4175小間に達し、3日間の来場者数は過去最多の33万666人で、2015年から5年連続で30万人以上の動員を記録している。
 近年、自動車メーカーも多数出展し、新型車やカスタマイズされたモデルの展示など精力的に取り組んでおり、それらを中心に紹介する。今回も前回に引き続き、広大な幕張メッセの1~11ホール、国際会議場、イベントホールと屋外展示場をフルに使っての開催であり、体力の衰えを痛感させられた1日であった。
 昨年スタートした「東京オートサロン・オークションwith BH Auction」も開催され、日産スカイラインGT-Rの誕生50周年を記念して、第1世代、第2世代GT-Rが合計10台出品されたのを筆頭に、昨年の16台を大幅に上回る50台が出品された。落札価格の一部を紹介すると、2002年スカイラインGT-R(BNR34)V-Spec Ⅱ Nür:2420万円、1972年スカイライン2000GT-R(KPGC10):1760万円、1968年ホンダS800Mクーペ:847万円、もっとも高額で落札されたのは1990年フェラーリF40:1億2100万円であった。

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東京オートサロン2019のガイドマップ。「世界へ魅せるNIPPONの創造力」とある。

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上の2点は魅力的なカスタムカーがびっしりと並ぶ会場風景。

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東京オートサロン初出展のアストンマーチンが配布したカタログの一部。上段はDBSスーパーレジェーラ。中段は今回出展されたヴァンテージ。下段左は今回出展されたDB11 AMR。AMR(Aston Martin Racing)は2017年の東京オートサロンにACR(Alpha Classics Racing)と共同で出店していたのをご記憶の方も多いと思う。もともとはワークスチーム名であったが、2017年のジュネーブ・ショーでアストンマーチンの新しいサブブランドとして発表され、最初のイメージリーダーカーとして200台限定発売されたのが下段右側に載っているラピードAMRであった。

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AMRの最新作であるDB11 AMR。ベースモデルのDB11 V12より31馬力強化された5.2ℓV型12気筒DOHCツインターボ639馬力エンジンを積み、最高速度は324km/hに達する。限定モデルではなく、カタログモデルであり、DB11のV12気筒モデルはDB11 AMRに一本化されるという。

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ピュアスポーツに仕立てられたヴァンテージ。エンジンは提携関係にあるメルセデスAMG製の4ℓV型8気筒DOHCツインターボ510馬力だが、潤滑方式をドライサンプからウエットサンプに変更している。最高速度は314km/h。

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上の3点はダイハツが配布した卓上カレンダーをまとめたもの。12カ月分のカードがプラスチックのケースに収められており、モデルの詳しい情報はQRコードにスマホをかざして読み取る仕掛けで、スペックなどは一切記載されていない。スマホを持たない筆者には何も分からない。一応ガラケーとタブレットは持っているが、ほとんど戸棚の上に放置され、ちょいちょい電池切れを起こしている。しかし、ガラケーのサービス提供は2022年3月末を持って終了させていただきますとの封書がKDDIからたった今届いた。昨年までは魅力的な東京オートサロン専用の冊子を手にすることができたのだが。時代の流れか。

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ダイハツと初音ミクのコラボで誕生した「ムーヴ キャンバス 初音ミク リミテッドパッケージ」のリーフレットの一部。初音ミクとのコラボモデルは第一弾として2014年に「ミラココア×スノーミク」が発売され、2016年には第2弾として「キャスト アクティバ スノーミク エディション」を発売。第3弾への期待に応えて登場したのがこのモデル。

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東京オートサロン2019で世界初公開された「COPEN GR SPORT CONCEPT」。発売を視野にTOYOTA GAZOO Racingと連携して、ボディーの剛性強化や足回りのチューニングを中心に、思い通りに操ることができる気持ちの良い走りを目指して開発を進めている新商品のコンセプトカー。「風を遊ぼう」の標識の下には、花束を隠し持った怪しげな男がたたずんでいる。

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東京オートサロン2016に出展したコンセプトカーを商品化した「コペン クーペ」。「コペン セロ」をベースにCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)製のハードルーフを装着した本格的なクーペスタイルのクルマで、200台限定発売される。2019年1月11日~2月11日の間専用WEBサイトで商談希望者の募集を行い、200台を超える応募があった場合は抽選となる。生産・納車時期は2019年4月以降の予定。価格はCVT車が248.4万円、MT車は250.56万円。
 ダイハツは、今年迎える現行コペンの発売5周年を契機に、コペンをさらに盛り上げていくため「コペン クーペ」に加え、今後は走行性能をさらに高めた商品の強化により、バリエーションを拡大していくという。

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これは、1968年の第3回日本グランプリレースに出場し、GP1クラスで優勝したレーシングカー「P-5」。昨年ダイハツ従業員の有志によってレストアされ、走行が可能となったもので、ベテランから若手までが一体となって作業を行うことで、クルマづくりへのチャレンジングスピリットと技術を継承することを目的に実施したという。

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1969年10月に開催された第16回東京モーターショーの会場で、ダイハツが配布したカタログの表紙を飾った「ダイハツP-5」。

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大型商用車メーカーで唯一出展した日野自動車は、2017年にフルモデルチェンジした「日野プロフィア」ウイングバン(下段の写真)と「日野レンジャー」冷凍車をカスタマイズして紹介した。出展コンセプトは「iNFORMATIon DESIGN」で、メカニックデザイナーの小林誠氏とコラボレーションしたグラフィックデザインを駆使して、目に見えないトラックの先進機能や性能を可視化して紹介した。

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Hondaブースのコンセプトは「クルマ好きが集う場」。子供たちにHondaを紹介し、クルマ好きを育てようという試み? 皆真剣に話を聞き、プレゼンターがHondaが優勝したと話す場面では、すかさず一斉に拍手が沸き起こるなど、素晴らしい雰囲気を醸し出していた。「アッパレ!」を差し上げたい。

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「CIVIC Type R MUGEN RC20GT Package Pre Production Model」。2018年の東京オートサロンに出展したコンセプトモデル「MUGEN RC20GT CIVIC TYPE R Concept」を熟成し、市販化に向けて走行性能・デザインを磨き上げたプレプロダクションモデル。走行性能を極限まで高めるべく、空力性能・動力性能・冷却性能の向上を図り、無限がパッケージングした究極のType R。手書きの解説ボードも新鮮であり分かりやすい。

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ホンダ車専用の純正アクセサリーを開発、提供している株式会社ホンダアクセスのブースで配布された「S660 Neo Classic」のリーフレット。2016年の東京オートサロン・カスタムカーコンテストでグランプリを獲得した「S660 Neo Classic」を商品化し、2018年8月に「S660 Neo Classic KIT」として発売されたパーツでカスタマイズされたモデル。

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株式会社ホンダアクセスのブースに展示されていた「Modulo Neo Classic Racer」。「S660 Neo Classic」をベースに、Moduloのエンジニアが走りを磨いたコンセプトモデル。空力性能と造形美を兼ね備えたエアロパーツを装着し、Neo Classicのスポーティーな一面と、Moduloの上質な走りを融合させたモデル。

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マツダのブースで配布されたカタログの一部。北米仕様のMazda3で、上段がハッチバック、下段はセダン。

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上の2点は2018年11月に米国のロサンゼルス自動車ショーで初公開された新型Mazda3で、日本初公開であった。

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「Mazda Roadster Drop-head Coupe Concept」。週末の大人の趣味として、愛車で気軽にモータースポーツに参加できるよう、剛性を高めるカーボン製ディタッチャブルハードトップをはじめ、走りがより楽しくなるアイテムを装着したモデル。

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上の2点は昨年11月に日本限定モデルとして発表された、期間限定の特別仕様車「smart fortwo edition / MICKEY THE TRUE ORIGINAL」。2018年はsmartのブランド誕生20周年、ミッキーマウスはスクリーンデビューから90周年のアニバーサリーイヤーを迎え、両者のコラボによって誕生した。ミッキーマウスをイメージしたポップな印象のボディーカラー「ラリーレッド」と、ミッキーマウススクリーンデビュー時のレトロな色合いをイメージした「チタニアグレー(マット)」の2モデルが設定されている。クルマの外装・内装にはディズニーの世界観が細部にまで表現されており、ファンにはたまらない1台、いや2台?であろう。2018年11月15日~2019年3月31日までの期間限定で注文を受け付け、納車開始は2019年1月以降。価格は342万円。

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上の2点は、三菱自動車のブースで配布されたビッグマイナーチェンジした「デリカD:5」の予約受付用のカタログと展示された実車。2018年11月21日から予約受付を開始しているが、ディーゼル車のみで、ガソリン車は現行モデルが継続販売される。4N14型2.2ℓ直列4気筒DOHC 16バルブ インタークーラーターボ145馬力/38.7kg-mエンジン+8速スポーツモードATを積み、予定価格は385~425万円。発売は2018年度内の予定。

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上の2点は日産自動車のブースで配布されたリーフレット。上段には「NISSAN Formula E」「NISSAN Leaf NISMO RC」「X-Trail+Naomi Osaka Concept」「Juke Personalization Adventure Concept」。下段にはAutechtとNISMOシリーズのほかGT-Rの大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデルなどが載っている。
 日産は、安全かつ持続可能な社会の実現を目指すことを目的とした「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みのもと、クルマの「電動化」、「知能化」に向けた技術開発を進めており、 今回の東京オートサロンでは、その「ニッサン インテリジェント モビリティ」を具現化したモデルやカスタマイズカーを提案していた。

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向かって左は日本の自動車メーカーとして、初めてフォーミュラ E 選手権に参戦した「NISSAN Formula E」。2年以上かけて計画、準備してきたフォーミュラEのデビュー戦となった、2018年12月にサウジアラビアのリヤドで開催されたABB FIA フォーミュラE選手権で6位と7位に入賞している。このレースは日産のデビュー戦であっただけでなく、新型のシャシーやバッテリー、新しいエアロダイナミクスを採用した新しい"Gen2"と呼ばれる第二世代のマシンのデビュー戦でもあった。
右は日産のモータースポーツ活動を担う NISMO のレーシングテクノロジーを用いて開発された「NISSAN Leaf NISMO RC」。2011年に発表した前モデルの2倍以上の240キロワットの最高出力と640N・m の最大トルクを発生する。先進のバッテリー技術と、ドライブトレインの主要パーツは新型「日産リーフ」の技術を採用し、多数の軽量部品に加え、フルカーボンファイバーのレーシングモノコック構造を採用することで、総重量をわずか1,220kgに抑えている。この軽量化により0 - 100km/hの加速時間は、前モデルより約50%速い3.4秒を実現している。

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SUPER GT 2018のGT500クラスに松田次生選手、ロニー・クインタレッリ選手のドライブにより出場した「MOTUL AUTECH GT-R」。第2戦の富士大会では優勝を果たしている。東京オートサロンでは、人気のキッズ向け乗り込み体験、NISMOレースメカニックによるピットワークシミュレーションが実施された。

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「Juke Personalization Adventure Concept」。多彩なカラーコーディネーションによるカスタマイズが好評を博しているジュークのパーソナライゼーションをより進化させ、ジュークの特徴である俊敏な操作性を実現するインテリジェント 4×4(トルクベクトル付)を搭載したダイナミックなコンセプトカー。エクステリアはレスキューの走破性を想起させるクローラーとオーバーフェンダーを装着。更にマットホワイト&マットブラックの2トーンカラーにフローセントグリーンのアクセントを配した新しいパーソナライゼーションの形を提案している。

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毎年出展しているルノーのブースで配布されたカタログの一部。上からトゥインゴGT、ルーテシアR.S.(ルノー・スポール)、メガーヌGT、メガーヌRS。これらのスポーティーモデルが出展された。

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ルノーのブース。手前の2台はメガーヌR.S.で、価格は440万円とある。

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SUBARUは、同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル株式会社と共同で出展。モータースポーツ参戦車のほかに「FORESTER Advanced Sport CONCEPT」「IMPREZA STI Sport CONCEPT」などを出展した。「S209」が登場するかと期待したが、お披露目はデトロイトに移ってしまった。
 これは「WRX STI NBR CHALLENGE 2018」で、STIが主体となったニュルブルクリンク24時間レースへの11回目の参戦となった、2018年のレースでのSP3Tクラス(2ℓ以下のターボエンジン搭載車)優勝車。ニュルブルクリンク挑戦で5度目のSP3Tクラス制覇であった。2.0ℓ水平対向4気筒DOHC 16バルブAVCSツインスクロールターボ340ps/47kg-mエンジンを積む。

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「SUBARU BRZ GT300 2018」。スーパーGT参戦車で、2018年は第6戦のスポーツランドSUGOで優勝している。エンジンは2.0ℓ水平対向4気筒DOHC 16バルブAVCSシングルターボ350ps以上/45kg-m以上を積む。

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「SUBARU WRX STI」全日本ラリー選手権2018年 JN6 シリーズ優勝車。2.0ℓ水平対向4気筒DOHC 16バルブ デュアルAVCSツインスクロールターボ280ps/56kg-mエンジンを積む。2018年はWRX STI勢が10戦中9勝するという快挙を成し遂げた。

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上の2点はスズキのブースで配布されたシート。今年の東京オートサロンに最も多く登場したのは「ジムニー」と「ジムニーシエラ」ではないだろうか? 人気があり、カスタマイズのベース車としても格好の素材となったと思われる。スズキからも「Jimny SURVIVE」「Jimny SIERRA PICK UP STYLE」が提案された。

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「Jimny SURVIVE」。コピーは「極限に挑む、冒険心をかき立てろ! アウターロールゲージとプロテクターを装備して、極限の状況下でも力強く自然の中を走破するコンセプトモデル。走りのフィールドに限界をつくらない頼もしい相棒は、過酷な環境に挑み続ける「ジムニスト」の冒険心を刺激する。」とある。

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「Jimny SIERRA PICK UP STYLE」。コピーは「無限大の創造力を積み込もう。 本格4WD性能をさらに進化させた「新型ジムニーシエラ」に使いやすい荷台を装備。DIYを楽しむライフスタイルに合わせて様々なカスタマイズを施しました。アクティブなピックアップで、あなたの創造力を思い切り解放しよう。」とある。

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「GR Supra Concept」。トヨタのフラッグシップスポーツカー「スープラ」は2002年に生産を中止していたが、2018年3月のジュネーブ国際自動車ショーでレーシング仕様のコンセプトモデル「GR Supra Racing Concept」として復活。7月には試作車が英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」を走行。さらに、10月には開発の一環として、ドイツのニュルブルクリンク耐久シリーズ(VLN)第9戦に参戦し、完走するなど熟成作業を進めてきた。2019年1月14日にデトロイトで開催される北米国際自動車ショーで新型「スープラ」として発表され、2019年前半より世界各国で順次発売される。

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「GR Supra Super GT Concept」。TOYOTA GAZOO Racingは、SUPER GT GT500クラスにスープラで参戦することを発表。レクサスLCでの参戦は2019年シーズンで終了し、2020年シーズンはスープラで参戦する。

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2019年1月14日、北米国際自動車ショーで発表された新型「スープラ」。

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2018年6月のル・マン24時間レースで総合優勝した「トヨタTS050 HYBRID」。2.4ℓV型6気筒直噴ツインターボエンジン+ハイブリッドモーターで1000馬力を発生する。隣に並ぶのは「LEXUS LC 2019 NUR24h」。

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トヨタが19年ぶりにFIA世界ラリー選手権でマニュファクチャラーズタイトルを獲得する原動力となったヤリスWRC 2018年型のレプリカ。G14A型1.6ℓ直列4気筒直噴ターボエンジンは380馬力以上を発生する。ル・マン、WRCに加え、2019年ダカールラリーにハイラックスで参戦した「TOYOTA GAZOO Racing South Africa(TGRSA)」がトヨタにとって初めてとなる4輪部門総合優勝を獲得するなど、トヨタはいま絶好調だ!

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最後の2点は、毎年楽しみにしている日本自動車大学校のブースで配布されたリーフレットと、今年の作品の一つ「NATS JIMNY ADVENTURE」。流行のジムニー シエラをベースに、コピーは「ジムニーの2大コンセプトである「リバイバル・世界の奥地へ分け入る悪路走破性」をさらに追及し、無限大に広がるジムニーの可能性を示す1台。NATS創立30年記念プロジェクトとして製作。」とある。基本はオープンとしてルーフとBピラーから後ろは一体で開閉可能。けん引するトレーラーも手作りの作品。


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執筆者プロフィール

1937年(昭和12年)東京生まれ。1956年に富士精密機械工業入社、開発業務に従事。1967年、合併した日産自動車の実験部に移籍。1970年にATテストでデトロイト~西海岸をクルマで1往復約1万キロを走破し、往路はシカゴ~サンタモニカまで当時は現役だった「ルート66」3800㎞を走破。1972年に海外サービス部に移り、海外代理店のマネージメント指導やノックダウン車両のチューニングに携わる。1986年~97年の間、カルソニック(現カルソニック・カンセイ)の海外事業部に移籍、うち3年間シンガポールに駐在。現在はRJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)および米国SAH(The Society of Automotive Historians, Inc.)のメンバー。1954年から世界の自動車カタログの蒐集を始め、日本屈指のコレクターとして名を馳せる。著書に『プリンス 日本の自動車史に偉大な足跡を残したメーカー』『三菱自動車 航空技術者たちが基礎を築いたメーカー』『ロータリーエンジン車 マツダを中心としたロータリーエンジン搭載モデルの系譜』(いずれも三樹書房)。そのほか、「モーターファン別冊すべてシリーズ」(三栄書房)などに多数寄稿。

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