2025年4月27日
このたび弊社では、『スズキ モーターサイクル史 2ストロークマシンの系譜 1952-1985』を2025年5月下旬に刊行します。
1909年に鈴木式織機として創業した今日のスズキは、1952年に自転車用補助エンジンのパワーフリーを発売します。これがスズキの二輪車メーカーとしての原点といえます。1955年には、2ストロークエンジンの二輪完成車、コレダST1を発売し、2025年で誕生70周年を迎えます。当初は4ストロークエンジン車もありましたが、スズキは二代目社長の鈴木俊三氏の決断により、2ストロークエンジン車の開発に大きく舵を切り、その後にロードレースやモトクロス世界選手権などで、世界的な活躍を見せるとともに、今日“名車”といわれるようなモデルを登場させることになります。
本書では、スズキの2ストロークエンジン車の変遷とモータースポーツ活動を中心に、多数の図版とともにその足跡をたどります。写真史料については、英国の著名なヒストリアン(自動車史考証家)であり、自身も『Suzuki Motorcycles-The Classic Two-stroke Era: 1955 to 1978』の著作があるブライアン・ロング氏の協力を得ることができ、より充実したものとなりました。また、巻末には主要モデルの詳細な諸元表や車両系統図、年表なども収録して資料性を高めています。
これまで、スズキの二輪車に焦点をあてた書籍は、あまり多く刊行されていません。本書により、技術や製品の変遷はもとより、これまで日本ではあまり紹介される機会の多くなかった、ホンダにも匹敵するような、世界におけるスズキのモータースポーツ活動の一端についても知っていただければ幸いです。
三樹書房 編集部

『スズキ モーターサイクル史 2ストロークマシンの系譜 1952−1985』
著者:相原俊樹
編著:自動車史料保存委員会
仕様:B5判上製/212ページ(カラー144ページ)
定価:4,950円(本体価格4,500円+税)
ISBN:978-4-87687-837-4
目 次
イギリスで高い人気を誇っているスズキモーターサイクル ブライアン・ロング
読者の皆様へ
■第1部 鈴木自動車工業の誕生
第1章 誕生前史
第2章 鈴木自動車工業の誕生
■第2部 1950年代
第1章 2ストロークエンジンの原理
第2章 2ストロークモデル登場
第3章 2ストロークモデルの展開
■第3部 1960年代前半
第1章 モペットと小排気量スポーツモデル
第2章 洗練化が進む2ストロークエンジン
第3章 海外市場に向けて踏み出す
第4章 1960年と1961年のレースシーズン
第5章 1962年と1963年のレースシーズン
第6章 1964年のレースシーズン
■第4部 1960年代後半
第1章 海外市場への本格進出
第2章 CCI潤滑方式の導入
第3章 海外の専門誌で高い評価
第4章 大排気量化への第一歩
第5章 製品系列の多様化
第6章 1965年のレースシーズン
第7章 1966年のレースシーズン
第8章 1967年のレースシーズン
第9章 1968年のレースシーズン
■第5部 1970年代
第1章 スズキが語るT500−72
第2章 1971年 スズキGT750前編
第3章 1971年 スズキGT750後編
第4章 スズキGT750のロードインプレッションを読む
第5章 1972年
第6章 1973年
第7章 ロータリーエンジンモーターサイクル
第8章 1974年
第9章 1968~74年のロードレース
第10章 1970~74年までのモトクロスレース 前編
第11章 1970~74年までのモトクロスレース 後編
■第6部 一時代の終わり
第1章 1975年
第2章 1976年
第3章 4ストロークエンジンの開発
第4章 GSシリーズ
第5章 その後の2ストロークモデル
第6章 1975年のロードレース
第7章 1976~77年のロードレース
第8章 1978~1982年のロードレース
コラム 「バリー・シーン・ストーリー」
第9章 1975年以降のモトクロスレース
▪スズキ 2ストロークモーターサイクル 年表(1909~1980年)
▪車両系統図
▪主要モデル諸元表
▪スズキ二輪車 生産・販売台数
▪【資料】スズキ歴史館について
おわりに
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