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2022年10月20日

コロナ禍により3年ぶりのリアルイベントでの開催となった、第25回カフェカブミーティングin青山。天気にも恵まれ、待ちに待ったカブシリーズのオーナーたちが愛車と共にホンダウェルカムプラザ青山に集結しました。

全国からたくさんのオーナーが集まり、会場は400台以上の個性あふれるスーパーカブ等で彩られた。

今年のバイクフォーラムには、アニメ「スーパーカブ」の声優・夜道雪(よみちゆき)さん、七瀬彩夏(ななせあやか)さん、プロデューサー・伊藤敦(いとうあつし)さん、そして新型スーパーカブ開発責任者代行・瀬川健太郎(せがわけんたろう)さんが出演。それぞれスーパーカブに対するお気持ちやこだわりを語りました。

アニメ「スーパーカブ」では運転するときに感じる風景や音を特に再現したかったと、伊藤プロデューサー。実際にスーパーカブを走らせてエンジン音など音撮りをしたというこだわりなども語ってくれた。
声優の夜道さんと七瀬さんは、自身でもスーパーカブを所有している“バイク女子”。アニメ主演以前からバイクが好きだという夜道さんは、「第2のバイクブームをつくる手助けをしていきたい」と意気込みを語った。また、七瀬さんはアニメ「スーパーカブ」の出演をきっかけに、二輪免許を取得したという。プライベートでもバイクを楽しんでいるお二方である。

開発責任者代行の瀬川さんは、2022年に新型として発表されたスーパーカブ110の開発について、エンジンやディスクブレーキなどの変化について語られ、「これまでのカブと実際のところはどこが変わったのか」というオーナーにとっては聞き逃すことのできない具体的なお話が聞けました。

新型スーパーカブの大きな変更であるディスクブレーキ化については、マスター・シリンダーをハンドル周りに置くことに苦労したと話す。新型でもスーパーカブらしいシンプルな外観が維持されている。
新設計されたエンジンが積まれた新型スーパーカブ。「これまでのモデルに乗っている人にも違和感のない乗り心地と、さらに安心で軽快になった走りを実現した」と話す瀬川さん。エンジンは、より最適な燃焼室をつくることで中・低速領域と燃費向上も図った。

青山で開催された今年のカフェカブミーティングは3年ぶりということもあり、前回開催された2019年以降に発売したスーパーカブ125やCC110が参加車両でも多く見られ、ここ数年の間に、新たにスーパーカブ等を購入した方が数多くいることが伝わってきました。色あせることのないスタイルという普遍性と新技術を載せた革新性が息づくスーパーカブは、時代を超えて愛されていくことを実感できる今回のイベントでした。

会場の緩やかなムードにも、カブらしさが感じられる“カフェカブミーティングin青山”

スーパーカブ等について詳細に記録した、弊社のカブシリーズ書籍にも是非ご注目ください。

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