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2015年3月12日

編集部より】新刊『ホンダ、フォルクスワーゲン プジョーそしてシトロエン 3つの国の企業で働いてわかったこと』の読みどころをお伝えします!

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 本書は、プジョー・シトロエン・ジャポン社長の上野国久氏が、国籍の異なる自動車会社、ホンダ、フォルクスワーゲン、プジョー、シトロエンで、その組織の一員として働いた経験をもとに、それぞれ企業文化の在り方と、その企業文化を形成する歴史的背景についてまとめたものです。それぞれの会社での上野氏の体験から出発しつつも全体としては、日本、ドイツ、フランスを代表する自動車企業についての案内書となるように意図されています。
 一国の基幹産業たる自動車には、その国の工業力や技術力ばかりでなく、自動車関連法規はもとより道路事情、交通事情、社会事情、その歴史的背景と国民性が反映され、それが特徴でもあり個性ともなっています。
 さらには、企業としての経営理念や哲学あるいは目標、組織体制、人事制度など形式知の領域、仕事の流儀や作法、言葉遣いや立ち居振る舞いに至る暗黙知の領域も、結果的に製品としての自動車に反映されるものだと、上野氏は考察しています。
 お読み頂ければそれぞれの企業の生い立ちと特徴がご理解いただけると思います。一人でも多くの自動車業界で働く日本の若い人たち、あるいは将来自動車業界で働いてみようと思う学生のみなさんに読まれ、参考になれば幸いです。

三樹書房編集部

『ホンダ、フォルクスワーゲン プジョーそしてシトロエン 3つの国の企業で働いてわかったこと』
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