書籍情報

トヨタ カローラ

日本を代表する大衆車の40年

品切れ新装版
小田部家正著
■定価 本体2,800円+税
■ISBN978-4-89522-078-1
■2009年7月発売
過去40年間で36回の国内販売台数第1位を記録し、世界各国に輸出されているカローラ。歴代のカタログやプロトタイプ等をカラー口絵に収録し、10世代にも及ぶ変遷も紹介。B5判
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【目次】

刊行に寄せて 長谷川龍雄

■第 1 章■
深化させた上質感と先進性
コンパクトカーの次世代スタンダードを目指した10代目
10代目のプラスαとは? チーフエンジニアに直撃インタビュー

■第 2 章■
初代カローラ誕生の背景
地歩を固めたクラウン
苦杯をなめたコロナ
大衆車市場を開拓したパブリカ

■第 3 章■
「プラス100cc」で劇的デビュー
「マイカー元年」の到来
巧みな宣伝展開と新販売体制
優れたK型エンジンと4段変速機
機能的な室内と見事な静粛性
スポーティモデルSLの登場

■第 4 章■
“80点主義+α”の条件
「プラス100cc」決断の本当の理由
スポーティ性に求めたプラスαの魅力
ユーザーの核は中堅サラリーマン
ユーザーが指摘した長所と欠点
“いまだから話そう”初代主査の回想

■第 5 章■
開花したスポーツごころ
余裕と豪華さの2代目カローラ
大いなるパッションエンジンの展開
スポーツ界を席巻した”稲妻”の轟き

■第 6 章■
待ちうけていた試練
石油ショックと排出ガス規制
基礎固めに徹した”さんまる”カローラ
消えたエンジン、甦ったツインカム
激動3代目カローラ主査の回想

■第 7 章■
成功した高級大衆車への勇躍
空力特性を本格導入した4代目
新機軸・新機構を積極的に採用
カローラ初のFF化を図った5代目セダン
FFの長所と短所
FRクーペに新開発DOHCエンジン
取り戻したFF化の遅れ

■第 8 章■
上級車を凌駕した高質感
品質に磨きがかかった6代目カローラ
君臨する高性能ハイメカツインカム
走りの質にこだわったハイマチック4WD

■第 9 章■
大幅な軽量化と徹底的な熟成
次世代基準を創出した7代目カローラ
熟成されたスポーティカーFFレビンGT
シェイプアップされた8代目カローラ
これがベストコンパクトカーの条件だ

■第 10 章■
従来のクラス概念を見事に打破
世界に通用するミディアムコンパクトカーの構築
スポーティ5ドア車”ランクス”登場
強敵登場で脅かされた首位の座

主要な受賞記録
生産台数・販売台数
登録車名ランキング
年表/参考文献
あとがき

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