
増補版 日本自動車史
黎明期編
■定価 本体4,500円+税
■ISBN978-4-89522-842-8
■2025年09月発売
著者が全国の図書館や関係者を訪ね、生涯をかけて収集した膨大な資料を基に、明治、大正、昭和初期における日本各地の自動車産業の黎明期を丹念に調査。その発展に貢献した先駆者たちの軌跡をはじめ、知られざる自動車史を解き明かした力作。このたび、著者の遺品から、初版刊行後、晩年に収集したあらたな関係資料を発見。本書では、その資料の中から、今日では収集することは難しいと思われる関係資料を選び、巻末に収録して増補し、「黎明期編」として刊行。
目 次
第1章 日本最初の自動車技師 林平太郎の生涯
第2章 自動車販売店の開祖 松井民治郎の生涯
第3章 花のいのちは短くて、初の国産自動車製作者 吉田真太郎の生涯
第4章 ロコモビル蒸気自動車の輸入と関税問題
第5章 第5回内国勧業博覧会と乗合自動車のはじめ
第6章 国産第一号車の徹底的解明、山羽蒸気自動車は走ったか
第7章 東京のバス創業史
第8章 千葉県自動車はじめ探訪記
第9章 新潟、香川、埼玉、山形各県と国産米山式自動車
第10章 長野県最初の乗合自動車
第11章 橋本増治郎とダットの人々
第12章 明治交通史の最後を飾ったタクシーの出現
第13章 明治の自動車税について
自動車年表(1895~1913年)
あとがき
参考資料
関連資料



