■第3回 首都高速1号線

2026年1月27日

首都高速1号線、汐留付近の絵はがきです。首都高速道路は、1962(昭和37)年に京橋-芝浦間(4.5km)が開通しました。「汐留出口450m」の標識が見えることから、首都高速の中でも最初に開通した区間を写した絵はがきと思われます。1967年には「都心環状線(C1)」が全線開通し、絵はがきに写っている区間はその一部となりました。昼間にも関わらず交通量は少なく、渋滞とは無縁のように見えます。

絵はがきには、鮮やかなオレンジと黄色のツートンカラーに塗り分けられた、タクシーとおぼしき車両が写っています。こちらは1962年に発売されたプリンス自動車工業の2代目、S40系グロリアです。その後1963年にはG7型、直列6気筒、1,988ccエンジンを搭載したグロリア・スーパー6を、1964年にはG11型、直列6気筒、2,494ccエンジンを搭載したグランド・グロリアなどのバリエーションを増やしていきました。その後、1966年に通産省(当時)による「業界再編成」の勧めにより、プリンス自動車工業は日産自動車と合併し、新たな道へ進むことになります。

三樹書房編集部
協力:ノスタルヂ屋
松浦正弘

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