
西洋を魅了した「和モダン」の世界
明治・大正・昭和に生まれた輸出工芸品 金子皓彦コレクション
新装版■定価 本体3,000円+税
■ISBN978-4-89522-754-4
■2021年9月発売
明治・大正・昭和に欧米への輸出用に作られた家具や食器、日用雑貨、美術工芸品など、たばこと塩の博物館の特別展で展示された金子皓彦コレクション20万点の中から選りすぐりをオールカラーで収録。日本の職人たちのユニークな意匠を始め、素材や繊細な作りを詳しく解説。巻末には、骨董ファンのために、自分だけのコレクションの始め方や骨董市での骨董の買い方、見分け方なども具体的に紹介。
目 次
金子皓彦先生と骨董市での愉快な時間
THE ALFFE 坂崎幸之助
工芸品に魅せられて
日本輸出工芸研究会会長 金子皓彦
寄木細工と木象嵌
対談 : 鈴木康弘(箱根町立郷土資料館館長)
明治の輸出陶磁器
対談 : 花井久穂(茨城県近代美術館美術課主任学芸員)
輸出漆器としての駿河と会津の漆工芸
対談 : 小林公治(東京文化財研究所広領域研究室長)
麦わら細工と貝細工
対談 : 藤塚悦司(大田区立郷土博物館学芸員)
横浜芝山漆器(芝山細工)
対談 : 宮崎輝生(芝山師、横浜マイスター)
横浜観光物産
対談 : 石崎康子(横浜開港資料館主任調査研究員)
骨董市主催者に学ぶ骨董の面白さとコレクションの育て方
竹日忠芳(骨董商、株式会社骨董市代表取締役)
特別鼎談 コレクターの楽しさと使命
丘みつ子(女優・陶芸家)
末吉敏道(コレクター)
金子皓彦(日本輸出工芸研究会会長)
学兄・金子皓彦著『西洋を魅了した「和モダン」の世界』の出版を祝って
茨城大学名誉教授・土浦市立博物館館長 茂木雅博
あとがき
