
ホンダオートバイレース史
浅間レースからマン島TTまで
新装版■定価 本体2,400円+税
■ISBN978-4-89522-704-9
■2019年2月発売
ホンダは1955年の浅間レースへの参戦からわずか4年後の1959年に世界グランプリ初出場し、マン島TTレースで上位完走を成し遂げ、チーム賞を獲得。このレース活動が“ホンダの海外レースへの挑戦”の原点となっている。本書では、レース参戦時の写真をはじめ、創業者、本田宗一郎のレースへの意気込みが掲載された当時の「ホンダ社報」など、貴重な資料を多数収録して解説。浅間ミーティングクラブの初代理事長を務め、関係者への取材を続けてきた著者が語るホンダのオートバイレース史。
【目次】
序文 中沖満さんについて 小関和夫
序 章 ぼくとホンダの出会い
第1章 ホンダの生い立ち ―ドリーム号の誕生―
第2章 良品に国境なし ―赤カブの大ヒット―
第3章 世界をめざして ―TTレース出場宣言―
第4章 ”作業服神聖論” ―白いつなぎのエピソード―
第5章 力を合わせてピンチを乗り越える ―宗一郎氏と労働組合―
第6章 浅間高原レースへ ―ヤマハとの熱戦―
第7章 2ストローク対4ストローク ―第2回浅間火山レース―
第8章 世界の舞台へ ―ついにマン島上陸―
第9章 ホンダ、マン島TT初戦 ―井の中の蛙、大海を知る―
第10章 再び浅間へ ―国内のレーサーたち―
第11章 マン島で学んだこと ―GPマシンへの情熱―
第12章 マン島帰りのホンダ ―本田宗一郎氏と鈴木俊三氏―
第13章 1960年、マン島 ―デュークの”手引書”―
第14章 三度目の挑戦 ―外国人ライダーの存在―
第15章 MVアグスタの引退 ―ホンダ、西ドイツGPでの優勝―
最終章 ”世界のホンダへ” ―マン島TTでの優勝―
参考文献
編集部より



