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2016年2月12日

【編集部より】2016年2月8日、アウディ ジャパンはプレミアムミッドサイズセダンの新型アウディA4を発表、2月19日より販売開始します。


■Cd値0.23のエアロダイナミクス
フルモデルチェンジした新型A4は、進化したモジュラープラットフォームの「MLB evo」を採用し、複合材料を使用するなどして軽量化を図り、従来型より最大で120kg軽くなっています。またエアロダイナミクスを追求して、クラストップを謡う空気抵抗係数0.23(欧州仕様)を実現し、リアスポイラー機能を持たせたトランクリッド後端のデザイン処理のおかげもあり、後輪のリフトも最適化されています。外観デザインは、バランスのよいプロポーションを実現したうえで、テクノロジーイメージと優美なスポーティさを感じさせるものになっており、オプションでマトリクスLEDヘッドライトなども用意されます。

■予防安全システムの「アウディプレセンス」
ドライバー支援の先進的な予防安全システムを充実、「アウディプレセンスベーシック」、「アウディプレセンスシティ」、「アウディアクティブレーンキープアシスト」、「リアビューカメラ」、「アダプティブクルーズコントロール」、「アウディパーキングアシスト」などが全モデルに標準装備されます。このうち「アウディプレセンスシティ」は85km/h以下で走行中に、ほかの車両や歩行者との接触の可能性を検知した場合や、交差点右折時に対向車と衝突の危険を検知した場合などに自動でブレーキをかけます。また「アダプティブクルーズコントロール」に新たに追加された「トラフィックジャムアシスト機構」は、0〜65km/hで渋滞走行時に先行車両に合わせるなど各種制御を行ない、状況によってはステアリング操作にも介入します。

■アウディバーチャルコクピット
室内はより広く快適になり、水平基調のインテリアデザインによって視覚的にも広々感を強調。インフォテイメントシステムのMMIナビゲーションは最新スマートフォンにも通じる固定したヒエラルキーを設けない操作体系が新しく導入され、またMMIシステムに連動して12.3インチ液晶モニターを用いた「アウディバーチャルコクピット」がオプション設定されます。ナビゲーション機能と8.3インチモニターを備えたインフォテイメントシステムは全モデルに標準装備され、各社スマートフォンとも接続が可能です。

■2種の最新式2.0 TFSIエンジン
エンジンは2つの仕様の2.0 TFSIエンジンが用意され、quattroと組み合わされる高出力仕様は252ps(185kW)/370Nmを発生。もういっぽうの190ps(140kW)/320Nm仕様は、燃費とドライバビリティの高度な融合を目指したアウディの最新世代の「ライトサイジングエンジン」を標榜し、そのFWDモデルでは18.4km/リッター(JC08モード)の燃費を実現し、従来比33%の改善を達成。優れた燃費効率は最新の燃焼方式の採用で実現しています。そのほかサスペンションが全面新設計となり、前後とも5リンク式を採用、鍛造アルミの採用などで大幅な軽量化も達成、乗り心地とハンドリングを高次元で両立させています。サスペンションはオプションで可変ダンパー機構も選択可能です。車両本体価格(税込)は、518万円(A4 2.0 TFSI)〜624万円(A4 2.0 TFSI quattro Sport)となります。

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