News

2015年9月10日

【編集部より】2015年9月8日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンからプラグインハイブリッドのゴルフGTEが発売されました。

2015年9月8日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンからプラグインハイブリッドのゴルフGTEが発売されました。

フォルクスワーゲン初のプラグインハイブリッド
ゴルフGTEは、フォルクスワーゲン初のプラグインハイブリッドです。コンパクトカーとして世界的ベストセラーのゴルフの、プラグインハイブリッド・モデルで、フォルクスワーゲンが展開している生産方式「MQB」モジュールにより、ガソリンエンジン・モデルの特質がそのまま活かされているのが特徴です。

■スポーティな走りを楽しめる「GTE」モード
GTEは、3つのモードで走行できます。「E」モードは、電気モーターのみのいわゆるでEV走行で、航続可能距離は最大で53.1km。「HV」モードは、ハイブリッドの基本ともいえる走行で、TSIエンジンと電気モーターを状況に応じて駆動します。「HV」モードでは、積極的に充電する「バッテリーチャージ」モードも選べます。「GTE」モードは、エンジンとモーターが同時に作動して最大のパワーを発揮し、エンジン単体のセッティングも性能重視になり、さらにアクセルの反応、シフトタイミング、パワーステアリングのアシスト量などもスポーティになります。

■GTI譲りの成り立ち
ゴルフGTEは「GTE」モードが象徴するように、プラグインハイブリッド車ながら、スポーティなキャラクターが特徴です。TSIエンジンは1.4リッターで110kW/150PS、電気モーターは80kW/109PSを発します。トランスミッションは定評あるDSG(6速)ですが、プラグインハイブリッド用に専用開発されたもので、クラッチは通常のDSGより1枚多い3枚あり、惰性走行時などに積極的にエンジンを停止し、燃料消費を抑えます。電池は8.7kWhのリチウムイオン電池で、充電用ソケットはフロントのエンブレム部にあります。内外装のデザインは、基本はゴルフのスポーティモデルのGTIと共通で、グリルの水平バーなどGTIでは赤色の部分を、フォルクスワーゲンの電動モーター使用車のテーマ色であるブルーに変えたのが特徴。さらに電気モーター使用車の共通デザインである、左右ヘッドランプ下のC型シグネチャーランプを採用しています。全国希望小売価格(税込)は499万円で、エコカー減税のほか、最大38万円のクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費が適用されます。

^