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2014年11月6日

好評をいただいている『プリンス自動車』について、編集部より読みどころをお伝えします。


 2008年刊行の『プリンス 日本の自動車史に偉大な足跡を残したメーカー』は往年のファンを始め、多くの方々に評判をいただき長らく品切れとなっていましたが、このたびタイトルをブランド名の”プリンス”から、本書の内容をより的確に伝える会社名の”プリンス自動車”に改め、新装刊行いたしました。
 著者の当摩節夫氏はプリンス自動車に長く勤務した技術者であり、富士精密工業に入社したときにはスカイラインの試作1号車が完成する頃で、研究所に配属後は実験に参画されました。
 さらには、日本有数の自動車カタログコレクターでもあり、本書の執筆者としてはこの上ない方です。
 執筆にあたっては、富士精密工業時代の上司で元プリンス自動車設計部長田中次郎氏のご自宅に通い、その膨大なコレクションの史料を確認されていました。その史料は、当摩氏のコレクションのカタログとともに、本書のモノクロページやカラーページに収められています。
 本書は、プリンス自動車という当時の若者たちがあこがれ、熱狂したメーカーの記録を貴重な資料とともにまとめた唯一の書籍といえます。当時を懐かしく感じる団塊の世代のみなさんをはじめ、日本を代表する名車のひとつ、スカイラインを生んだ当時のプリンス自動車について知りたいという方に読んでいただければ幸いです。

三樹書房 編集部

『プリンス自動車 日本の自動車史に偉大な足跡を残したメーカー』詳しくはこちら

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