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2012年7月5日

三菱自動車本社ショールームに、まもなくデビューする新型ミラージュ発売を記念して催された展示を見学してきました

2012年7月5日より、三菱自動車本社ショールームにおいて、1978年に発売された初代ミラージュ1400GLXが展示されています。このクルマは岡崎にある三菱自動車の博物館とも言うべき記念庫(三菱オートギャラリー)から移動されたクルマです。普段は一般の方は見ることが出来ませんし、非常にきれいに保管されているので、クラシックカーファンならば一見の価値があります。

ここで初代ミラージュを振り返ってみましょう。ミラージュは、1978年(昭和53年)3月に発売、昭和53年は、オイルショック以降に実施された排ガス規制に対して、ようやく落ち着いてきた時代でした。ただ同時に省資源が引き続き叫ばれており、1974年にデビューしたフォルクスワーゲンゴルフや一世を風靡したマツダファミリアなど、小型車の限られたスペースを有効に使ったデザインのハッチバックが次々に登場、当時流行していたサーフィンやスキーなどを楽しむ若者などを中心に人気を博していました。そんな中でミラージュは、当時の排出ガス規制をクリアしたMCA-JETエンジンを搭載、新開発の独立懸架の足回りや「スーパーシフト」と呼ばれる、独自のメカニズムが盛り込まれています。また、三菱初のFF方式を導入したクルマとして、ギャランシリーズと並ぶ三菱の主力人気車種でした。

■スペック
ミラージュ1400GLX
G12B・OHC・4気筒エンジン・1,410cc
最高出力82ps/5500rpm トルク12.1kg-m/3500rpm
全長3,790mm×全幅1,585mm×全高1,350mm

今回の展示では、初代から歴代のミラージュをポスターにて展示もされているので、歴史を知ることもできます。三菱自動車の本社ショールーム(平日AM 10:00~PM 7:00、土日祝AM 10:00~PM6:00)は、都営三田線の「三田駅」から数分のところですから、ご興味のある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

三菱自動車本社ショールームOfficial Blogでもイベントの詳細などが確認できます。
http://ameblo.jp/mitsubishimotorsshowroom/

三樹書房 編集部

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